


超高圧の背圧弁が欲しい、でもインターナルボリュームの小さなものが欲しい!
これらのご要望に対応する新型背圧弁がリリースされました。最大使用圧力100MPa、インターナルボリュームは驚異の20μl!従来の耐圧は高いがインターナルボリュームが大きくてコンタミが大きく使いにくいという欠点を解消しました。
内蔵された圧力センサーからの信号を検知し、マイクロステップ方式のステッピングモーターでボールネジにリンクしたバルブの開閉をスムーズに行い圧力変動を最小に抑えます。制御可能圧力は100MPaという超高圧領域まで制御可能で、またインターナルボリュームも20μl以下という極小に抑えられてコンタミネーションの抑制にも配慮してあります。
オプションでヘッド部の凍結を防ぐ加熱ヘッドジャケットを用意しています。装着時の温度コントロールは電源部のパネルから行えるようになっています。
| L.TEX9220シリーズ 超高圧自動背圧弁 | |
|---|---|
| バルブ駆動形式 | ステッピングモーターによるニードル制御方式 |
| 圧力設定範囲 | 2.0~100.0MPa(設定0.1MPa単位) |
| 大きさ |
電源部 140(W)x140(H)x270(D) バルブ部 80(W)×140(H)×270(D) |
超臨界反応など高圧ポンプの出口から反応容器など流路内を一定の圧力に保つために、一般には背圧弁が多く使用されています。
この分野で定評のあるTESCOM社製背圧弁をモータードライブ化し設定の簡便化を図りました。
同時に圧力のタイムプログラム機能を組込み、従来の手動弁では人が行っていた操作の省力化が可能となりました。
また超臨界CO2を使用の場合、背圧弁出口の凍結を防ぐためのバルブヘッド温調ジャケットもオプションとして設定しています。
高圧ガス申請も可能ですのでご相談ください。


| L.TEX9210型 全自動背圧弁仕様 | |
|---|---|
| 背圧弁型式 | TESCOM 26-1700シリーズ |
| 最大使用圧力 | 41.3MPa |
| 圧力調整範囲 | 5~41.3MPa(0.1MPa単位) |
| 使用温度範囲 | -30~+74℃ |
| 外部入出力 | 外部START/STOP, PRESS OUT |
| 大きさ | 210(W)×120(H)×300(D)※本体/電源部共 |
| タイムプログラム仕様 | |
|---|---|
| プログラムファイル | 1~8 |
| ステップ数 | 最大32ステップ |
| 設定・経過時間 | 最大999分(最少設定時間 1分) |
| バルブヘッド温調ユニット仕様(オプション) | |
|---|---|
| 最高使用温度 | 80℃ |
| ヒーター容量 | 150W×2本 |